BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の衝撃ゴウライガン!!

 居候が3人に増えたヒトミの家。外出したおばあちゃんに代わり居候たちの教育係を任されたヒトミは、光人たちに日常生活のいろはを教えることに。着ぐるみのキャラに米をとがせた(できてませんでしたが)番組はおそらくこれが初めてでしょうね。

 一方、街では美に執着するあまり陰人になったショウが出現。地球のさまざまなものの美しさに感動したショウは、世界一美しい姿を求めて次々に女性に姿を変えては、モデルとなった人を蝶に変身させてしまう。VFXを使いまくっている番組なのに、蝶は棒の先にくっつけた作り物を黒子が動かす(しかも黒子の脚線美が無駄にセクシー)古典的なやり方なのが笑えました。それにしても、肘井さんに16歳(自称)のアイドルの役やらせるって、牙狼で散々世話になった人にあんまりじゃないですか監督・・・。

 いろいろ姿を変えた末、最後はヒトミの姿になったショウ。そのまま合コンに連れて行かれますが、初対面の男たちに「暗い」「地味」「面白くない」さらには「世界が滅びればいいって思ってるだろ」とまで言われる散々な扱い。いくらなんでもひどすぎる。ヒトミのところに怒鳴り込み、この姿のせいでさんざん言われたことを怒りつつも、美しいものでいっぱいのこの世界はそう捨てたものではないとヒトミを慰めるショウ。なんだ、いい人じゃないですか。

 そこに現れたゴウは、いつも通りショウに勝負を挑むことに。女性相手の勝負にやりにくさを感じるゴウに対して、すさまじい連射速度を誇る矢を浴びせるショウ。しかし、ゴウにパワーで押され、誤って自分が放った矢の雨が自らに降り注いできたそのとき、身を挺してそれをかばったゴウに惚れてしまい、舎弟ならぬ愛人となることに。「まぁいいか」じゃないでしょう。

 ヒトミの姿のままでいてもらうと困ると本人から言われたショウは、結局最初に変身した化粧品の広告モデルの女性に再び変身。美に執着してる割には確固とした自らの基準を持っていないようですが、美というのはそういう相対的な価値観でしかないということでもあるんでしょうね。