BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の獣電戦隊キョウリュウジャー

 皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。遅ればせながら新年最初のブログ更新は、キョウリュウジャー感想から。

 例年ならスーパー戦隊シリーズ新年最初の回と言えばお正月にちなんだ怪人とかが出てきて敵も味方も正月ボケがぬけてない感じを醸しだすものですが、キョウリュウジャーの場合は親上京回とソウジのトリニティストレイザー完成を兼ねた回。年中行事に最もうるさい悪の組織と言っても過言ではないデーボス軍がお正月怪人を繰り出してこなかったのはさびしいですが・・・。しかし、ゲスト陣の豪華さがその寂しさを補って余りあります。ソウジを連れ戻すべくやってきたカリスマデザイナーの母を演じるのは、ダイナピンクこと萩原佐代子さん。ソウジはダイナブラックとダイナピンクの息子だったとは、キリンレンジャーとメガイエローの娘だったボウケンジャーの菜月にも匹敵する由緒正しき生まれですね。そして両親を説得すべく人間の姿に化けて現れたトリンを演じたのは他でもない森川氏。顔出しで映像作品に出演しているのを見るのはこれが初めてですが、声に負けず劣らずルックスもイケメンですね。喧嘩する両親を諭す前に、両親を嫌いだと言ったソウジを叱るのは見事な人格者ぶり。鳥人つながりで「白い鳥人」ことジャッカー電撃隊の行動隊長ビッグワン・番場壮吉っぽい衣装にもニヤリとさせられました。

 一方、お正月怪人の代わりに出撃させられ、孫悟空のように逆らうと自分の電流を流される仕掛けをされたドゴルドは、エンドルフへの忠誠心を示すためにキョウリュウジャーと戦わせられる羽目に。途中からエンドルフへの恭順の意志を示し、必殺技から身を挺して彼をかばう姿まで見せましたが・・・当然、これを額面通りに受け取るわけにはいかないでしょうね。そしてもう一人、「そんな装備で大丈夫か?」とか言いそうな声の謎の黒マントの男が登場。さらには白マントの男まで現れ、あと10話もないのに新幹部登場とは・・・。

 そしていよいよ新番組予告が始まった次の戦隊、トッキュウジャー。動いているところを見てもぬぐえないなぁ、このご当地ヒーロー感・・・。