暗躍していた謎の黒マントの男、そして氷結城に現れた白マントの男は、ともにより濃い人間の感情を集めるために活動していた別働隊だった。困惑するアイガロンたちの前で、怒り、悲しみ、喜びの感情をせわしなく見せるカオスの旦那。カオスといいヤマト2199の沖田艦長といい、菅生さんの演じるキャラはどっしりと構えた重厚感のある演技が多いので、このように激しく感情の起伏を見せる演技を見られるのは貴重ですね。
そして黒マントと白マントの暗躍もあり、全ての感情のエネルギーがピークに達したデーボスはカオスの体を借りてついに復活。その圧倒的な強さの前には、キョウリュウジャーも歯が立たない。ついに滅亡へのカウントダウンが始まる中、カオスに用済みだとしてクビを宣告されるラッキューロ。さすがにショックを受けてましたが、クビぐらいで済んだんだからまだいいじゃないですか。よその悪の組織だったら用済み→処刑の直行ルートが当たり前なんですから。