BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の烈車戦隊トッキュウジャー 第39話感想

 クリスマスが近づく中、烈車の中でも飾り付けに追われるトッキュウジャー。毎年この時期は人々のイマジネーションが高まるので、それに比してシャドーの闇の力も弱まるのだとか。特定の時期に強さを増す怪人は魔化魍や外道衆などがいましたけど、弱くなる怪人はあまり耳にしませんね。日本人の場合クリスマスの浮かれ気分はそのまま年末年始へとスライドして正月三日あたりまで続くので、シャドーの受難はそのあたりまで続くイメージがあるのですが。

 一方、この機を待ってついに動き出したシュバルツ。しかし、離反したとはいえ彼自身今もシャドー怪人であることには変わりないのですから、彼自身も弱体化していてあまりチャンスとは言えないのでは・・・。また、彼とは別の思惑で動くノア夫人も、闇を無駄遣いするボセキシャドーを使ってキャッスルターミナルの闇を消費し、ゼットの力を削ぐ計略を侵攻。やっぱり、グリッタを取り返そうとするのは母としての情ではなくシャドーライン支配の野望をまだあきらめていないからなんですね。そして、シュバルツとの約束を守り、レインボーラインを離反してトッキュウジャーの前に立ちはだかる明。気づけば既に最終クールに突入。いよいよ物語も佳境へと突入していきそうです。