BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の手裏剣戦隊ニンニンジャー 第7話感想

 ゴレンジャーの放送開始から40年ということで、まだ1クールも経っていないのに訪れた先輩忍者との夢の共演回。旋風が特別講師として招いたニンジャレッド・サスケとハリケンレッド・椎名鷹介。「忍びなれどもしのばない」というニンニンジャーの名乗りセリフに早速突っ込んでましたが、あんたらだって妖怪や宇宙忍者と戦ってた頃はめちゃくちゃ派手に戦ってたじゃないか、と思っていたら最後にアカレンジャー大先輩にやっぱり言われてましたね。

 そんなゲストの豪華さに対抗してか、今回は敵役である妖怪にも力が入っていました。ただし、妙な方向で。腕時計に刺さった封印の手裏剣からオレンジ色のネコマタが出てきた時点で嫌な予感はしていましたが、声が妖怪執事だったり、必殺技が肉球ボンバーだったり、「ゲラゲラ」笑ったり「ウッス」と返事したり、挙句の果てに断末魔が「全部妖怪のせいでしたー!」・・・いやもう、いくらおもちゃの発売元が同じとはいえ、よくここまで喧嘩売れるな、と。たぶんおもちゃの売り上げ的には戦隊やライダーよりもあっちの方が圧倒的なんでしょうけど。

 サスケと鷹介から認められ、2人から授かった手裏剣で2人のお得意の技である分身の術と超忍法・空駆けを駆使してガシャドクロを倒したニンニンジャー。先輩出演回として満足のいく内容でした。これで終わりとは言わず、劇場版で他のメンバーも含めて改めて3大忍者戦隊のそろい踏みが見たいですね。