BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマンX 第3話感想

 今回の登場怪獣は地底怪獣テレスドン。サメを思わせる長く尖った頭と鋭い目がシャープな印象を見せる一方、それとは対照的にビヤ樽のように太い胴体と手足が、違和感なく一つにまとまっている秀逸なデザインで、昔から私も大好きな怪獣です。そしてテレスドンといえば、夜。爛々と輝く眼光と、口から吐く炎が夜の闇に映える映える。プリズ魔やキリエロイドのように夜が似合う怪獣はいくつもいますが、私の中ではやはり夜の似合う怪獣はなんといってもテレスドンですね。今回もそのいかにも怪獣らしいスタイルを遺憾なく発揮しながら、火を吐きながら夜の街で大暴れするテレスドンの姿を大いに堪能させていただきました。加えて今回のテレスドンは地中を移動して背後をとったり、体全体をドリルのように回転させながら体当たりしたり、より地底怪獣らしい新戦法まで身に着けていて、技術革新様様です。

 普段は勝ち気なアスナの女の子らしい一面が描かれましたが、やはり気になるのは謎の女の正体。結局最後まで正体がわからないまま姿を消し、どうやら死んだわけでもなさそうなので、今後再登場する予感がします。今までの作品でテレスドンを操っていたのは地底人でしたが、今回もそう単純に考えていいものか・・・実は正体はキリエル人だった、とかだと面白いのですけれどね。