BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第5話感想

 バトルシーンという意味においては原作第一巻の最後の見せ場となるイタリカ攻防戦のはじまり。同時に、皇太女ピニャと伊丹たちの出会いを描く回でした。やる気に実力が伴っていない印象の彼女ですが、後々出てくることになる彼女の兄弟に比べればはるかにまともで良識のある人間であり、日本と帝国をつなぐパイプ役として活躍していくことになる(ある意味では原作で最も苦労する)人なので、視聴者には長い目で見てもらいたいところ。同じく、自衛隊とは長い関係となっていくイタリカのフォルマル伯爵家のミュイとメイド長も登場。ミュイはコミック版では父親と似ても似つかない顔で有名なザビ家の忘れ形見そっくりなのですが、銀魂ならともかくさすがにそこまでは遊ばなかったか・・・。今回は伯爵家で働く亜人メイドたちの出番がなかったのが残念でした。

 まぁ今回はあくまで前哨戦。本番は次回ですが、次回予告のタイトルとヘリのカットを見ただけで心が躍ります。どうせやるならショルティ指揮、ウィーン・フィル演奏の奴で。朝のナパームの匂いは格別だ。