BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第29話感想

 ジュウオウジャーVSゴーカイジャー、後半戦。レオたち4人とジョー達4人の戦いは、鎧が仲裁に入ったことで中断し、海賊たちから彼らも含め地球を守ったスーパー戦隊が39組いたことを聞かされるレオたち。ジョーは相変わらずかっこいいしルカもアイムもさらに可愛くなってますが、ハカセが心なしか昔よりも堂々とした風格がついてましたね。一方、大和もまたマーベラスがただの悪党ではないことを見抜き、甘さを指摘されながらもマーベラスの傷の手当てをしていたところをバングレイとの戦闘に突入。ルカの「うっさいバーカ!」が久しぶりに聞けたのがうれしかったですね。バングレイはマーベラスの記憶を読み取って過去にスーパー戦隊と戦った組織のボス格の怪人たちをまとめて実体化。エンターやエスケイプ、血祭ドウコクは確かに映画で戦ったことがありますが、なぜか戦ったことがないはずのデーボスやゼットまでいる一方で、マーベラスにとって最大の宿敵のバスコはいないという妙な布陣。一方でこの手のお祭り騒ぎでは必ず出てきてはあっさりやられるというポジションが定着して久しいブラジラさんは今回も安定の登場。デーボスの攻撃をぶつけられたあげく、操たちの連携攻撃にあっさりやられるという納得のやられぶりでした。ゴーカイジャーとの共演だけでなく、大和がジュウオウホエールに初変身するという大きなイベントも。名乗り時の見返りポーズがかっこいいですね。必殺技も、いったん光線が宇宙まで飛んで行って月の一部をぶっ壊し、戻ってきてエンターとエスケイプをまとめて消滅させるという、マーベラスも絶句するほどのド派手ぶり。例のごとく撤退時の囮役としてバングレイが出現させたのは、見た目はアクドス・ギルを白くしただけのゴクドス・ギル。ハカセ曰く歴代ザンギャック皇帝の思念の集合体らしいですが、何もそんな奴をこんなところでぽっと出で出さんでも。これに対してワイルドトウサイキングにジュウオウジャーとともに乗り込んだゴーカイジャーは、デンジマンライブマンの大いなる力でそれぞれ電子満月斬りとスーパービッグバーストで援護。デンジロボとスーパーライブロボの必殺技が選ばれたのは、デンジロボは初の合体ロボ、スーパーライブロボは初のスーパー合体ロボだからでしょうね。大王者の資格を大和たちに託し、再び宇宙へと帰っていくゴーカイジャー。またいつの日かそのド派手な活躍を見られることを楽しみに待っています。