BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第4回感想

 ついにキュウレンジャーが地球へ到着。チャンプがその位置を見て「ど田舎」と言っていましたが、どうして地球って特撮に限らず宇宙規模の舞台の作品だと大抵辺境の星扱いなんでしょうね。他の星と同じく地球もジャークマターの支配下に置かれているので活気がありませんが、スーパー戦隊をはじめヒーローがわんさかいるはずのこの星がこんな状態なのは、やっぱり納得がいきません。他の星では一つだけだったモライマーズが地球にはいくつも立っており、この辺はこれから(おそらく)キュウレンジャーが地球に留まって戦っていくことになる理由とも関係してくるのでしょうか。

 キュウレンジャー最後の仲間、それは実は今まで旅をしてきた仲間の中にいた!というわけで、ラプターが念願かないワシピンクへと変身する回。みんなと一緒に戦いたいというラプターの夢を巡って、全力でそれを後押ししようとするラッキーと、その夢を前から知りながらも危険だからという理由で結果的に彼女を夢から遠ざけようとしていたスパーダのぶつかり合いも描かれました。スパーダは普段の軽いノリとは裏腹に考え方は割と現実的だということがわかって、結果的にはラプターだけでなくスパーダのキャラの掘り下げにもなりましたね。

 今回のダイカーン・ユメパックンは自分で巨大化をせずにモライマーズロボに搭乗して戦うという方式でしたが、こういうのは最近の戦隊では珍しいですね。ワシボイジャーもほかのボイジャーと同じように今回はキュウレンオーの左腕に合体して戦っていましたが、翼を広げたワシそのものが腕というのは、なんだか戦いづらそうに見えました。普通に(?)背中に装着して飛行パーツになったりしないんでしょうか。