BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第22話感想

 パトレンジャーとともにジュレを訪れるノエル。パトレンジャーがいる手前魁利たちの前では初対面の風を装ってふるまってみせる中、咲也の様子を見て彼が初美花に恋していることをすぐに見抜いたノエルは、恋のキューピッド役を買って出る。しかしそのためにとった行動が、思わぬピンチを初美花に招いてしまい・・・。

 ジャンルを問わずこの手の恋のキューピッド役を買って出た奴が見事に自分の仕事を果たしてみせたところというのをこれまで見たことがないのですが、今回も案の定の展開に。なぜか初美花はこういう風に仲間から切り離されてピンチに陥ることが多いですね。ただ一つ安心したのは、こんなことになるとは予想するのは難しかったとはいえ、自分がきっかけとなってしまった出来事に対してきちんと責任を感じてその挽回を図ろうとする真っ当な責任感をノエルが持っているとわかったことですね。そして今回登場したノエルの巨大ロボ、エックスエンペラースラッシュとガンナー。一体で複数の形態をもつロボットはこれまでにもいましたが、側転をすることで即座に形態を変えられるのはなかなか面白いロボですね。列車ロボとしても定番の一列連結型の合体ではなくX字状に交差して合体しますし、どこまでもXという文字にこだわりがあります。結局あれだけ頑張ったのに初美花に「いい人」と言われてしまった咲也。まぁ、初美花は快盗としては危なっかしいぐらい素直な性格なので、断り文句としての「いい人」ではなく本当にそのまんまの意味で「いい人」と言ったんでしょう。これまで避けられていたことを考えれば、これは少しは進展したと思いたいですが・・・。