BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンギンガ

 前回に引き続き、暴君怪獣タイラントを構成する怪獣についてタロウと一緒に勉強しようの回。

◆キングクラブ
 タイラントの尻尾。個人的にはイカルス星人の耳と並んで、なぜこの超獣の尻尾なのかが釈然としません。ほとんど尻尾だけでウルトラマンを叩き伏せたゴモラとか、尻尾を巻きつけて電気を流せるエレキングとか、尻尾が強力な怪獣なら他にもたくさんいるのに。タイラントの火炎放射もこの超獣から受け継いだものだとタロウは言っていましたが、どう見ても口ではなく鼻のあたりから火炎を吐いているように見えるのも気になってなりません。

ベムスター
 タイラントの腹。光線を吸収できるため、タイラントの防御面の要となっているパーツ。今回の話が劇場版の前だとしたら、この能力があることをタロウから教わったにも関わらずゼぺリオン光線を吸収されてピンチに陥ったヒカルって・・・。ベムスター自身はジャックを一度は敗退に追いやった強豪な上、見た目と鳴き声が妙に愛嬌のある怪獣。さらにこの怪獣にジャックがやられなければセブンが助けに来ることもなく、これがのちにウルトラ兄弟のゲスト出演につながっていったことも考えると、ウルトラシリーズの歴史上でも大変重要な怪獣ですね。それにしても、タイラントが腹の口から出す冷凍ガスは一体・・・。もしかすると、どこかの冷凍怪獣(ガンダーとかスノーゴンとか)が我々の知らない8番目の怪獣として、タイラントの体には組み込まれているのでは・・・。

◆バラバ
 タイラントの両腕。こちらはタイラントの攻撃面での要。特にハンマーから射出する(ハンマーを射出する、のではなく)フックは重宝していますね。しかし同時に、タイラント最大の弱点となっているのもこの腕。初登場時と劇場版ギンガでは、この腕の武器を利用されることで倒されています。しかしエースによる超獣の殺し方はグロイのが多いなぁ・・・。