パトレイバー実写化詳報

パトレイバー新作は押井守監督の完全オリジナル「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」 - GIGAZINE

　パトレイバーはアニメはTV版、OVA版、劇場版すべて視聴、漫画版も全巻読破、小説版も手に入るものは読んでいるので、実写化の話を聞いたときから期待半分不安半分で詳しい話を待っていましたが、ようやく公開されましたね。

　90年代末からゼロ年代初めを舞台としていた原作の実写化ではなく、2013年を舞台にしたオリジナルということですが、まぁこのぐらいは想定の範囲内ですね。それよりも個人的には後藤隊長（今回は後藤田。後藤さんの後任らしいですが）役が松重豊さんじゃないのが残念。筧さんもそうイメージから外れてはいないのですが、「MM9」で松重さんが演じた久里浜課長が完全に実写版後藤さんだったので。しかし何と言っても、シゲさんの役を千葉繁さん本人がやるというのが素晴らしいですね。「ミニパト」のように最初から最後までシゲさんが一人でしゃべり倒すだけで終わる話があっても一向に構いません。いや、あるに違いない。

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　監督・脚本を担当するのはやっぱりこの人、押井監督。もはやこの時点でイングラムがかっこよく活躍する話は期待できそうになく、出前を巡って中華料理屋の親父ともめる話とか、地下水道で白いワニに追っかけられる話とか、そういう話の方を期待してしまいます。また、実物大のイングラムを作ったことについて、「これ作んないとやんない」と言ったそうで、「アヴァロン」を監督した時に本物のハインド（旧ソ連の対地攻撃ヘリ）に触れるという理由でポーランドをロケ地に選んだ頃から変わっていないなぁ、この人。

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