BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーガッチャード 第31話感想

 ロミジュリ編、続き。前から思ってましたけど、アトロポスが関わると精神の浮き沈みが激しくなってマジェードに変身した時の強さまで変動しますね、りんねは。今回もアトロポスのしかけてきた精神的なゆさぶりを克服してまた強くなった感じですが、自らを仮死状態にしてガッチャードの必殺技を受けて死んだふりをしたって、初見ではなにをやったのかよくわからなかったというか、なんでもありというか…時々バトルの理屈がキン肉マンレベルになるときがありますね、この作品。

 

 学生たちが甘酸っぱい青春を演じている一方、見てて面白かったのがスパナとラケシスですね。先行してクラーケンマルガムと戦ったスパナが闇の中に沈められて、そのあとなんやかんやで八方丸く収まり舞台が成功したあとも宝太郎たちには完全に忘れられてたっぽいのが既に面白いのですが、どうやら無事だったらしく錬金アカデミーに戻ってたら、なんと量産型ヴァルバラッシャーを手にしたラケシスが。なんらかの脅威の到来が近いことを察したミナト先生と鏡花さんが彼女を戦力にするという思惑で渡したのですが…別に改心したとかそういうのでここにいるわけじゃないですよね、ラケシス。単に金ぴか野郎についていけなくなったのと、鏡花さんがよくしてくれるおかげでスパナを煽りやすいという美味しいポジションが手に入ったからこっち側にいるだけみたいに見えるんですが、だいぶ面白いですね、今のラケシスの立ち位置。スパナもまた昔みたいな噛ませ犬ポジションがぶり返してきてるので、うかうかしてるとほんとにラケシスにお株を奪われてしまうぞ。