毎年恒例、VSシリーズ最新作。早速見てきたので感想をば。
総評としては、決して名作とは言えないものの、最初から最後まで二つの戦隊のコラボを楽しめるVSシリーズ本来の魅力が詰まった映画ですね。特に、本来の姿は子供であるにも関わらず、要所要所でニンニンジャーを助けるトッキュウジャーの先輩ぶりが頼もしい・・・まぁ、約一名相変わらず危なっかしいのがいますが。トッキュウジャーのテーマであった「イマジネーション」や「みんなで家に帰る」をうまくニンニンジャーと絡ませていましたね。けん玉探偵とかすぐ武器を投げて格闘戦に持ち込みたがる明とか、トッキュウジャーらしいネタもちらほら。あと、闇クローンとしてよみがえったシュバルツが、本編では一切見せることがなかったギャグシーンを演じているのも必見です。
今回最大の悪役・闇博士マーブロを演じるのは山ちゃんこと天の声こと南海キャンディーズの山里亮太氏。特撮映画への出演は劇場版レスキューフォースのドクトル・マドゥ役以来ですが、こちらも安定の演技。奇しくも再び悪の組織のマッドサイエンティスト役。そんなに知的な顔というわけではないはずですが・・・（オイ）。
そして忘れちゃならない、新戦隊お披露目イベント。まぁ、例年に比べるとジュウオウジャーの初見のインパクトは薄かったのですが、アフレコの演技が最初から平均的にレベルが高かったので、そっち方面で期待しています。
