BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第8話感想

 今日も今日とて行方不明の王者の証を探すため、街でビラを配る大和たち。ビラ配りをさぼって抜け出したレオは、プロ志望のギタリストの青年と出会い、彼の作った曲に感動するが、そこにデスガリアンが現れる。

 毎回思いますけど、王者の証を探すのにもっと効率のいい方法はないんでしょうかね。いつもあれじゃあレオやアムでなくてもさぼりたくなるというものです。まぁそれはともかくとして、今回登場したデスガリアンのプレイヤー、ヤバイカー。スーパー戦隊檜山修之さんが演じる怪人はギンガマンのサンバッシュはじめ荒くれタイプのキャラが多いですが、ヤバイカーもその例に漏れないどころか、性格は完全にヤンキー。デスガリアンじゃなくボーゾックに行った方がいいんじゃないかと思いますが、ボーゾックは「ボーゾック一の○○」と名乗れるぐらいの特技がないと入れないっぽいですからね。自慢の能力は右肩のスピーカーから発する爆音を聞いた人間を凶暴化させること。ジニス様は例のごとくご満悦(人間が苦しんでる姿さえ見れれば何でもいいんじゃないでしょうか、この人)でしたが、ヤバイカーがその場を離れると暴れていた人たちも元に戻ってしまう様子。これでは地球人全員を暴れさせて自滅させるなど、夢のまた夢では・・・。

 五感のどれかが優れていることが長所のジュウオウジャーの中にあって唯一「声がでかい」という変な方向の長所を持つレオですが、今回はその声のでかさ、そして強引さが怪人を倒すうえでも、そしてギタリストの青年の夢を守るうえでも役に立ちましたね。