BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 魔戒烈伝 第5話感想

 番犬所からの指令で、ホラーが潜伏していると思われる施設へとやってきた魔戒法師のユナとカイン。途中何者かからの攻撃を受け、些細なことからカインと喧嘩別れしたユナは、施設に潜伏していた鉄騎と単身戦うことになるが・・・。

 今回の主役は「絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-」に登場したユナとカイン。実はこの作品は未見なので、今回この2人が主役だと冒頭で判明したことで、初めてアウェイ感を味わいました。おかげで見なければという決心が固まりましたが。女性であり法師でありながら魔戒剣も振るうことができる(女性は魔戒騎士にはなれない)ものの、鎧は召還できない己の中途半端さに悩み、そのことからカインと喧嘩になってピンチを招いてしまうユナ。そんな彼女を救ったのは、号龍を開発した稀代の天才魔戒法師にして閃光騎士ロードの称号を持つ魔戒騎士、「MAKAISENKI」の重要キャラ、布道レオ。アウェイ感を味わっていたので、よく知っているキャラの登場にホッとしました。同じ時系列とはいえ作品の枠を超えて登場人物が邂逅する展開、それも、奇しくも「法師にして騎士」という特異な立ち位置に立つ二人の邂逅には「そう来たか」と思いました。レオがユナに贈った「重要なのは鎧を召還できるかではなく、騎士としての誇りを持って戦うこと」という言葉は、魔戒騎士に限らずヒーローすべてに通じるものでしたね。