BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンオーブ 第11話感想

 「大変! ママが来た!」という何とも気の抜けたタイトルですが、まぎれもなくウルトラマンオーブ前半戦のクライマックスを告げる回。タイトルのとおり、ナオミのもとに彼女の母親が上京して、焦ったナオミはガイを彼氏に仕立て上げてごまかそうとする・・・という、戦隊では定番といえる話ですが、いざ母との会食の席となってからがカオス。ジャグラーが割り込んできて喜々として自分の計画を話し始めたかと思ったら、母親がそれに割りこんでくるわ、しまいには巨大化したタマユラ姫がビルの外から警告をしてくるわ。普通この手の警告はもっとひっそりとやるはずのものなのに。いくらマガオロチの復活が大事だからって、自分まで巨大化して現れる必要ないでしょうに。

 そして、ジャグラーの思惑通り遂に復活した大魔王獣マガオロチ。オロチという割にはあまり蛇っぽくはなく、キングオブモンスやUキラーザウルスに通じる正統派の宇宙怪獣といった感じのデザインですが、大魔王獣の名は伊達ではなくオーブの三形態いずれの攻撃も受け付けることなく、巨体に見合わぬ機敏な動作と圧倒的な攻撃力でオーブを撃破。気を失ったガイはジャグラーにリングを奪われてしまい、絶体絶命のピンチで次回に続く。