BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーエグゼイド 第5話感想

 4人のライダー、そして謎の黒いエグゼイドと役者が揃い、いよいよ本格的に物語が動き出すことになった回。幻夢コーポレーションから4つのガシャットが盗まれた事件に始まり、4人のライダーにバグスター、さらには黒いエグゼイドとグラファイトまで加わっての乱戦へ。しかしまぁ、永夢たちも前回貴利矢に騙されたばかりなのにアイツの言うこと信じていいのかと思っていたら、やっぱり嘘を言っていましたね。貴利矢も他人の力を借りなければ全力を出せないライダーのくせに他人を騙してばかりでは、いずれ困ることになるのは自分だということぐらいわかりそうなものですが。などと思っていたら今回の戦いで案の定黒いエグゼイドにボコボコにされたのには笑いました。ブレイブ、スナイプ、レーザーが戦闘不能となり、黒いエグゼイド、グラファイト、バグスターの3体を一人で相手にすることになったエグゼイド。ここでまずバグスターを倒し、手に入れたゲキトツロボッツのガシャットでレベル3に変身し黒いエグゼイドに挑むというのは、ゲーマーらしい戦い方ですね。エグゼイドの必殺技、ロケットパンチというだけでも男のロマンに溢れているのに、命中したロケットパンチを追撃してとどめのパンチをぶち込むというのが、もはやロマンしかありません。個人的にはファイズのクリムゾンスマッシュ以来のベストフィニッシュブロウですね。エグゼイドの必殺技を喰らって姿を消した黒いエグゼイド。勝ったら正体を教えてやると言っておきながら卑怯な奴だと思っていたら、まさかのその正体は・・・。予想はできたはずでしたが、これには驚きましたね。しかもバグスターとつながっていたとは。しかし、これでエグゼイドもライダーと敵は同種の存在、あるいは表裏一体であるという仮面ライダーの物語の普遍的な構図に乗っかったわけで、ようやく面白くなってきました。