BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンオーブ 第19話感想

 ナオミがふとしたことでわずかに抱いた嫉妬心が、巨大な怨霊を目覚めさせてしまう回。コミカルなノリが基本である一方シリアスなところはとことんシリアスなオーブらしい話で、特にナオミをバカにする同級生たちの姿はむかっ腹が立つぐらい女の嫌なところをさらけ出していて、子供向け番組でここまでリアルに描いていいのかとさえ思いました。今回の怪獣、戀鬼は初登場の怪獣っぽいですが、実はコスモスに登場したもののリメイクですね。コスモスでは落ち武者風の姿でしたが、今回は赤い具足に身を包んだ武者風の装いで、全く別の怪獣に見えますが。オーブオリジンを相手にしてもオーブカリバーを弾き飛ばすなど、驚くほどの強さを見せてくれました。ただ、トドメは水ではなく火の技で決めてほしかったですね。そのほうが怨念も何もかも焼き尽くして真に成仏したという感じが出そうです。それと、全財産を投じたとはいえあんな大きなホテルから始めるのを「ゼロからのスタート」というのはどうも・・・。小さなペンションとか、街のビジネスホテルとか、そういうところからならわかるのですが。