BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーエグゼイド 第12話感想

 前半は引き続き、修平のゲーム病を治すために奔走する永夢の話。そして後半は・・・。前半はもう、完全にクリスマスのノリに染まった話ですね。二頭身のレベル1はサンタの格好もよく似合いますが、担いでいた袋でバグスターをぶん殴ったのには笑いました。永夢や飛彩の反応は鈍かったですけど、ポッピーピポパポは実はドレミファビートから生まれたバグスターだったという事実には驚きました。バグスターの中にも彼女のように無害な連中がいるということでしょうか。

 そして後半は打って変わって、刑務所に収監されている幻夢コーポレーションの元社長や大我のもとに突然現れ永夢の打倒を依頼する謎の少女といった新キャラの登場を挟みつつ、ゲンムレベル10の出現、そして貴利矢の死という衝撃の展開へ。マンガやアニメで物語の核心に迫る秘密にいち早く触れてしまったキャラはその直後に排除されるというのはお約束ではありますが、これから永夢のよき相棒となっていけそうだったので非常に残念です。結局自らが突き止めた事実には触れず、永夢への励ましの言葉だけを残して消えていった貴利矢。その言葉はこれから永夢に待ち受けているであろう過酷な運命への覚悟を促しているようで、視聴者である我々にとっては衝撃的なクリスマスプレゼントとなりました。