狂気を増していく黎斗の振る舞い、ついに永夢に告げられてしまう真実。このまま飛彩や大我が告知をできない展開がうだうだと続くのは望んではいませんでしたが、いよいよ来るべき時が来たという感じですね。今回は何といっても狂気の度合いを増していく（そしてどんどん薄っぺらな悪役になっていく）黎斗と、そんな彼に遂に決別の一撃を打ち込むパラドですね。久しぶりに本物のド派手な爆発を見ることができたように思います。何より、言行不一致にも見えたリボルを倒した一件についても、「決められたルールの中で戦う」というゲームキャラなりの矜持があったことには感心しました。それに対してどこまでも悪辣な黎斗は、彼が何よりも求めてやまない「対戦相手」である永夢に禁断の事実を告げ、消滅を図るという暴挙に。その結果として消滅を始める永夢の体。消えるとか消えないとかいう話は去年のライダーで散々やったので、エグゼイドではそこのところがどうなるか、次回も楽しみです。
