BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第5回感想

 仲間入りが一旦棚上げとなっていたスティンガーが仲間となり、ついにキュータマに選ばれた9人の戦士が揃う回。まぁ仲間入りというよりは、実際にはスティンガーはショウ・ロンポーがジャークマターに潜入させていたスパイだったわけですが。道理でキュータマだけでなくセイザブラスターまで持っていたわけです。そんな大事なことを忘れるなよと言いたくなりますが、バランスやスパーダあたりはともかく他の連中がそれを前もって知っていてそれに合わせて敵対する演技ができたかというと心もとないので、あえて知らせずとぼけたふりをしていただけかもしれませんが。

 さすがにいつものスーパー戦隊の倍近い人数が序盤から戦うとなると、バトルのスケールも大きいですね。巨大戦ではキュウレンオーでとっととユメパックンを倒し、その後宇宙へ飛んで手足を換装、キュウレンオープラス4つのボイジャーでの総攻撃でエリードロンの母艦を撃沈という、数を生かした戦い方を見せてくれました。同時にスティンガーと彼の兄・スコルピオとの因縁も明らかになりましたが、スコルピオを演じるのが鎧武で貴虎を演じた久保田悠来氏。鎧武で弟に裏切られる兄を演じた彼が、今度は弟を裏切った兄を演じることになるとは、なかなか因縁のようなものがありますね。おそらくはチャンプの生みの親の博士を殺したのもスコルピオの仕業なんでしょうけれど、今回ちゃんとそのへん説明してませんよね? スティンガーが言わないのなら司令であるショウ・ロンポーがフォローするところですけど、そういうのをあの人に期待するのはどうも無理そうな気が・・・。