BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーエグゼイド 第31話感想

 前回まさかまさかの復活を果たした社長。しかし根本的なところは何も変わっておらず、命をゲーム感覚でとらえる社長を強く嫌悪し反発する永夢。社長は99回まで復活できることが明らかになりましたが、復活するときに土管の中から高笑いしながら現れたのには腹を抱えて笑いました。本当に、どこまでこちらを笑かしにくるんでしょうか、この人は。

 土管から出てくる社長が強烈すぎましたが、物語自体は来週のパラドたちとの決戦に向けて盛り上げてくる熱い内容。復活した社長を見て恋人の復活に一縷の望みを抱き始める飛彩の気持ちを汲む大我は、最初の頃には考えられない画でしたね。そして今回のメインイベントである、永夢と社長の共闘。医師として一つしかない命だから守らなければならないと考える永夢と、失われてもコンティニューできることを求めた社長。決して交わることはないけれど命を尊いものと考える点においては同じ二人の共闘は演出もあって非常に盛り上がり、両者の違いを「ノーコンティニューでクリアしてみせる」「コンティニューしてでもクリアする」というキメ台詞に集約するのが粋でしたね。