BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第36回感想

 ラッキーの故郷から発信された救難信号をとらえ、救援に向かうキュウレンジャー。そこで明らかになるラッキーの過去。以前に少しだけ描かれていた回想シーンで予想してはいましたが、やっぱりラッキーは王子様だったんですね。シーザーを「唯一の友達」というのは、あの性格なら他にもいくらでも人間の友達を作れそうなものだと首を傾げましたが。そんなラッキーの発言に「だったら俺は何なんだ?」と不安に思って尋ねてくるガルは相変わらずの忠犬ぶり。一方、シーザーを使ってこの地に眠る巨大マシンを呼び出そうとする今回のダイカーン。生き物ならまだしもメカを見て「こいつには親がいるはず」というのはどうにも理解しがたいですが、宇宙規模ではそういうのもあるんでしょうか。実際にはそのシーザー自身が伝説のマシンであり、巨大化してシシボイジャーと合体することでキュウレンオーがパワーアップ。これだけロボが出てきた今になって1号ロボの強化というのは、クリスマス商戦に向けてのテコ入れとしても妙に早いタイミングなんじゃないかとメタな勘繰りをしてしまいます。戦いが終わり、爺やの口からラッキーに語られたのは、王であるラッキーの父がジャークマターの手下として民を苦しめている、という事実。うーん、どうも普通だったらかなり重要なイベントであるはずなのに、なぜだかあまり重みを感じられませんね・・・。この件に関しても、次回でカタがついてしまいそうな気がします。