BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダージオウ 第5回感想

 ここ数年にわたって発生している、てんびん座の18歳の女子高生ばかりが失踪する事件。アナザーライダーたちの仕業とにらんだゲイツツクヨミに同行し、天ノ川学園に潜入したソウゴ。新たなターゲットと目される少女が何者かに突き落とされるところに出くわしたソウゴたちは、そこでアナザーフォーゼと遭遇するが・・・。

 第5話にしてパターンを打ち破ってきた、その一言に尽きる、驚きに満ちた回でしたね。弦ちゃんと仮面ライダー部が直接登場しないのはまぁ仕方のないことであり、写真だけでも登場したのでよしとするしかないでしょう。アナザーフォーゼの行動の目的もわからないのに、さらにあの草加が現れて少女をつけ狙うわ、さらにその草加の前に巧が立ちはだかるわ、次から次へと続く展開に何が起きているのかわからない状態です。過去へと飛んだソウゴとゲイツの方も、首尾よくアナザーフォーゼを倒したと思ったらその中からアナザーファイズが現れるというまさかの展開に。こうなるともう、ただ来週を待つしかありませんね。

 一方、今回は3人目のタイムジャッカー・スウォルツも登場。ウールやオーラよりも格上というか先輩のような振る舞いと、なぜかノースリーブのコスチュームが気になりますが、とうとう相手の願いも聞かず問答無用でこれとにらんだ相手をアナザーライダーにする奴が現れました。もはや人選をしているのかさえ怪しくなってきて、こいつらにとってアナザーライダーとは一体何なんだと頭を抱えたくなります。それと、アナザーライダーを生み出したときにフォーゼだけでなく交戦していたスコーピオンゾディアーツまで消滅していましたが、アナザーライダーの誕生によって消えるのはライダーだけでなくその敵まで含まれるということなのでしょうか。だとすると、本当にライダーの歴史というか、我々が見てきたライダーの物語そのものが消滅するということのようですね。