BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の特命戦隊ゴーバスターズ

 新たな戦力、バディゾードのタテガミライオーが加わり、さらなるパワーアップを果たしたゴーバスターズ。しかし、その解析に忙しいあまりほったらかされたウサダたちの不満が爆発。ついにストライキまで至ることに・・・。

 新しい仲間が加わった後には元からいたメンバーとの軋轢、そして和解の話が描かれるのは戦隊のお約束の一つですが、それを人間同士ではなくロボット同士の間でやってしまうのがこの作品らしいですね。温泉って、お前らが温泉につかったらかえって体に悪いだろと思いますが、要はゆっくりした時間がとりたいのでしょう。どんどん話を大きくしていくウサダとゴリサキに対して、なんとか事態を収拾するためJを引っ張り込んで場をグダグダにしようと企むもかえって裏目に出たり、板挟みになったニックの苦闘ぶりが声を演じる藤原氏の声ととてもマッチしていました。

 前回ライオーのコクピットから持ち帰ったライオアタッシュ。わずかなエネトロン消費反応やメタロイド反応、さらにはブルーとイエローのピンチまで自動的に感知して教えてくれる超便利アイテムでした。その便利さはバディロイドはもちろん、森下さんと仲村さんまでが自分たちの存在意義の危機を感じてしまうほど。難点はアニキの声でいちいち無駄に熱く叫ぶことぐらいですが。さらに戦闘においては強力なビーム砲としても使用可能。このあたりはほとんどファイズブラスターに見えてしまいましたが。

 一方、久しぶりに戦闘に現れたエスケイプ。パワードカスタムを手に入れたゴーバスターズとの戦闘を楽しむために現れましたが、因縁あるブルーとの一騎打ちの末、愛銃を破壊された上に自身も大ダメージを負って撤退。次回は強化形態になって登場するようですが、もったいない・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか。