BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の獣電戦隊キョウリュウジャー

 ダイゴが父からもらったネックレスの石が、かつて自分が相棒とともに探していた(そして今はアイガロンの手元にある)秘石と似ていることに気づき、預かって調べることにしたイアン。一方ダイゴは、自分の荷物を初めてガブティラに会った南の島に置きっぱなしにしていたことに気づき、慌てて取りに戻ることに。本当に今更ですね。

 一方デーボス軍では怒りの感情を集めるため、新たなモンスター・ヤキゴンテが誕生。たい焼きの鉄板に手足が生えたようなふざけた外見ですが、ゾーリ魔を人間の姿に変え、相手が一番言われたくないことを言って怒らせるというなかなか厄介な能力の持ち主。この作戦にはまってしまい、キョウリュウジャーも仲間割れをする羽目に。

 南の島に戻ったダイゴは、そこで何かをしていた百面神官カオスと遭遇。その場をトリンに任せ日本に戻ったダイゴに、ヤキゴンテはイアンの偽物を向かわせ、心をえぐるような言葉をかけさせる。ところが、ダイゴはそんな言葉をいちいち真剣に受け止め、反省するばかりで一向に怒る気配がない。思わず「なんなんですかあの人!」と(なぜか敬語で)叫んでしまったことで作戦がばれ、再び偽物を作って混乱させようとするもイアンの機転でそれも見破られ、撃破されるヤキゴンテ。

 巨大化したヤキゴンテは巨大ゾーリ魔をドゴルドの姿に変えてキョウリュウジンに2対1の戦いを挑む。苦戦するキョウリュウジャーに対し、オビラップーの獣電池を使うようにアドバイスするトリン。その効果は、ガブティラの臀部から強力な催涙ガスを噴射する・・・すなわち放屁という実に正義の味方らしくないものですが、トリン曰く「ブレイブにぶっ放せ!」。「おならを出せ」という指示がブレイブをつけることによって、そしてなにより森川ボイスでここまでかっこよく聞こえるとは。トリンが自信満々に支持を出しただけあり、効果は絶大。ダメージを与えたところで、ヤキゴンテと巨大ゾーリ魔をキョウリュウジンマッチョで撃破するのでした。しかし、「卵泥棒」などという不名誉な学名をつけられた上に、この番組での役割がおなら攻撃とは、つくづく不遇だなぁオヴィラプトルは。「ジャバウォッキー」ではかっこいい主役なのに。

 一方、百面神官カオスは南の島に封印されていた獣電竜プテラゴードンを操ることに成功。波乱は続きそうですね。