BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の獣電戦隊キョウリュウジャー

 キョウリュウゴールド復活回。前回のあらすじを語る千葉さんのテンションものっけからマックス!

 一時的に自我を取り戻した空蝉丸でしたが、すぐに再びドゴルドに乗っ取られ、キョウリュウジャーはピンチに。ひとまずオビラップーの放屁攻撃で隙を作り撤退・・・あんまりかっこよくないなぁ。スピリットベースに戻ったトリンは、ダイゴ達にまだ言えない秘密を隠していると語りますが、それでも言えるようになったら言えばいいと信じる姿勢を見せるダイゴ達は、本当にすごいですね。

 一方、縛られて牢屋にとらわれていたソウジとアミィ。いきなりアミィが「これから話すこと誰にも言わないでね」とか言い出したのには、オイオイうぶな高校生に一体何を言い出すんだお姉さんと思いましたが、彼女の秘密とは・・・足でDVDレコーダーのリモコンを操作して録画できるぐらい足が器用だということ。単に足技が得意なだけでなく器用でもあるんですね。アミィは逆子で生まれてきたに違いない。そんなこんなで、足でロープを解くという前代未聞の脱出法で脱出に成功する2人。

 ダイゴはソウジのお父さんのもとを訪れ、ドゴルド=空蝉丸の使った剣法の打開策を見つけるため、その剣法を再現してもらうことに。帯電しやすい刀に大気中の静電気を集めて放電するという原理のようですが、それを真剣でなく木刀でやってのけてしまうソウジのお父さんの方が空蝉丸よりすごいんじゃ・・・。それはともかく、これによってヒントをつかんだダイゴは、再び戦場に赴くことに。

 脱出に成功したソウジとアミィの前には、デーボス軍4大幹部と2体のカンブリ魔が立ちはだかる。一方キョウリュウジャーも5人勢揃いし、一大決戦が開始。ドゴルドと対峙したレッドは特訓の成果を見せて見事ドゴルドの必殺剣を打破。トリンとラミレスの魂を乗せた一撃によって、ついにドゴルドから解放される空蝉丸。プテライデンオーも元の姿を取り戻しましたが、マントはそのままつけていてほしかったな・・・。

 襲いかかるデーボス軍をものともせず、バッタバッタと切り伏せていくキョウリュウゴールド。やはり初登場回の新鮮氏は強いですね。電撃に打たれた幹部たちの骨が透けて見える古典的な演出もありましたが、あいつら骨なんかあったのかと思いました。ラッキューロなんか頭とは別に帽子の中にももう一つ頭蓋骨みたいなのが見えましたし。

 こうして見事復活を果たしたキョウリュウゴールドでしたが、握手を求めるダイゴに「主君にふさわしいと認めるまではその手は握れない」とそれを拒み去っていきました。今回の6番目の戦士はこっちのタイプですね・・・。