多くの妖怪好きにもれず私も妖怪好きになったきっかけは水木先生。鳥山石燕や葛飾北斎、あるいは「桃山人夜話」をそのまま使った絵は知っていましたが、これだけいろいろなところからモデルをとってきていたとは、改めて感服しますね。水木先生は東南アジアや南米などに旅行に行くたびに現地で売られている像や仮面をたくさん買って帰る(そして自宅に集めているそいつらがしゃべる)という話は聞いていましたが、やはりちゃんと創作に生かされていたんですね。日本の妖怪である山爺の絵の元ネタがエスキモーのアザラシの魂とは意外すぎる・・・!
他にも有名なところでは、ルドンの絵をもとにしたバックベアードがありますね。