BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 〜闇を照らす者〜 第9話感想

 風見は殺されるわ、殺人犯として報道されるわ、尊士にはボコボコニされるわ、流牙人生最悪の日。まぁ、全部流牙と風見の自業自得なんですが。特に風見はリベラの言うとおり思慮が浅い。大戦中のドイツでユダヤ人の虐殺を世界に公表しろとゲッベルスに頼むようなものでしょう。

 それにしても尊士の強いこと。未熟とはいえ魔戒騎士3人を向こうに回して終始圧倒するとは。ソウルメタルでできている魔戒剣を簡単に拾い上げてみたことからも、強いだけでなくただのホラーではありえないことは確かですが、果たして彼の正体は・・・。

 いずれにせよ、ヒーローがその真価を問われるのは手痛い敗北を喫した後どうするかというその行動。逃げることなくこの街で戦い続けると誓った流牙の未来を、その向かう先にある朝日のように照らす光はあるのでしょうか。