BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 -GOLD STROM- 翔 第9話感想

 久々にダイゴのもとを訪ねてきた彼の兄弟子・セイジ。束の間の交流を楽しむ2人であったが、実はセイジは教え子たちを喰ったホラーを追っており、今まさにそのホラーの牙がダイゴの教え子たちにも迫りつつあった・・・。

 初登場以来久々の登場となるダイゴの主役回。最初はセイジがホラーに堕ちて自分の教え子を喰ったのかと思いましたが、そのホラーは別にいてホッとしました。しかし今回のホラー、手練れの魔戒騎士と魔戒法師4人を相手にして苦戦させる暴れっぷりとは、とんでもない奴でしたね。しかも術の類は使わずパワーと体術のみで押し切るとは。セイジの剣と彼の教え子たちのお守りを、ダイゴと彼の教え子が受け継いだこともまた、牙狼の一つのテーマである、死してなお受け継がれる魂ですね。ところで、莉杏が「閑岱を再建することが私の夢」と語っていましたが、やはり流牙の時代は鋼牙や雷牙の時代よりもはるか未来なのでしょうか。

 それにしてもジンガとアミリの清々しいまでの外道な悪役ぶりよ。これでこそ倒し甲斐があるというものです。