ガーディアンズ獣電池の予備とともに、弥生が開発した新たな獣電池、ビクトリー獣電池とマキシマム獣電池。弥生がその説明をしようとしたところ、デーボス軍が出現して・・・。
今回のデーボモンスターはその名の通りスポーツ大好きのスポ魂野郎、デーボ・スポコーン。配下のゾーリ魔を鍛え上げバスケットチームを結成して挑戦してくるその姿は、まさに現代版野球仮面。さらには３ポイントシュートで攻撃しようとしたときのセリフが「左手は添えるだけ・・・！」・・・これを言わせるだけにCVに草尾毅氏を使ったのは明らかですね。スポコーンのチームの連係攻撃に対し、キョウリュウジャーは５人全員のブレイブを込めるビクトリー獣電池で対抗しようとしますが、なぜかブレイブを込めることができず、フタバインの能力で人数を倍に増やすことで対抗するもスポコーンに数で押すのは卑怯だと正論でなじられ、後日改めて対決をすることに。これに素直に納得しちゃうドゴルドもちょっと気持ち悪いですが。
というわけで、バスケの特訓を開始するキョウリュウジャーの５人。一人蚊帳の外のウッチーはマネージャーを担当。ノッさんの言うとおり、戦国時代の侍とは思えないあふれ出る女子力。全員に向いたポジションを割り振り特訓を開始するものの、どうもうまくいかない。しかし、アミィが偶然放り投げたボールがゴールに入ったのと、ウッチーが間違えて作ったしょっぱい卵焼きがヒントとなり、キングの提案でポジションを変更。これまで無意識のうちにとらわれていた長所にこだわることをやめたことで各人の隠れた才能が発揮され、見事特訓を成功させるのでした。
そして対決当日となりましたが、スポコーンが挑んできたのはバスケではなくフットサル対決。すべてはスポーツ大会の優勝トロフィーに隠された秘石を手に入れるための陽動作戦だったわけですが、パワーアップを遂げたキョウリュウジャーには問題ではなく、バスケＶＳフットサルという何でもアリの異種混合戦でそれぞれの持ち味を発揮しながら圧倒。ビクトリー獣電池も使いこなし、見事スポコーンを撃破するのでした。
戦いが終わった後盛り上がるダイゴ達の一方、なぜか浮かない顔のウッチー。しまいにはその場に泣き崩れ、「バスケがしたいです・・・！」「あきらめたら試合終了だ！」・・・最後までこれかい。
