BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダー鎧武 第35話感想

 長いこと登場していなかったのでほとんど視聴者に存在を忘れられかけていましたが、プロフェッサー凌馬沢芽市に舞い戻る・・・暑くなってきたせいか短パンで。いつもながらの人の神経を逆なでする物言いに加えて短パンのせいで憎らしさが加速していますね。とはいえ、すっかりこう着状態に陥ってしまった状況を打破するには、この短パン男の提案に乗るしかなさそうですが・・・。

 ついに兄を倒した光実。ついに兄を乗り越えたと振る舞って見せるのとは裏腹に、その目の前には高虎の幻影が現れ、彼を苦しめる言葉をぶつけてくる。高虎の姿こそとってはいますが、これは光実が自分の中に抱えている自分自身の見たくない部分そのものですね。そんな高虎の幻影=弱く醜い自分から逃げるように、狂気に走っていく光実。今までとは違うその強さを戒人は「戻れない一線を越えて覚悟を決めた」と言っていましたが、どちらかというと覚悟を決めたというよりただ狂ってしまったように見えましたが。いよいよ紘汰にもその覚悟が迫られる時が近づきつつあるようです。他人を助けることばかり考えるあまり自分のことをおろそかにするというのはオーズの映司も指摘されていたことですが、果たして紘汰はどのような覚悟を決めるのか。