BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 -紅蓮ノ月- 第十五話感想

 前回雷吼が自力での鎧の召還を可能とし、星明が彼のもとを離れるという大きなイベントがあったからか、これを一区切りとしてOPとEDが一新。ここでの扱いを見るに、シリーズ後半ではますます星明が大きな存在になりそうですね。ついでにサブタイトルの表示まで一新。今までのドアップ過ぎて読めないサブタイトルはやっぱり不評だったのか。

 今回は源氏物語の「末摘花」がテーマ。とうとう光源氏までホラーにしてしまうとは。新キャラとして登場した末摘花もこの巻の登場人物ですが、当時の基準として「変わり者」であることは同じとはいえ源氏物語のひたすら古風な性格とは異なり、活動的で身分の差に関わらず分け隔てなく接する、どちらかといえば現代的な性格。ホラーとのバトルでは月が紅く染まると同時にホラーがパワーアップする現象が見られましたが、いよいよタイトルの「紅蓮の月」が物語に関わってくるのですね。道満、稲荷、そして赫夜もそれぞれに尋常でない反応を見せる「紅蓮の月」とは果たして何なのか。