BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーゴースト 第19話感想

 相変わらずマコトはアランに操られたまま。一方アデルの命を受けたイゴールは画材眼魔を使って新たな計画を開始。描いた抽象画のとおりにモデルの姿を変えてしまう画材眼魔によって物や建物の姿が次々に変えられ、とうとう御成の頭までターゲットに。画材眼魔を発見したタケルは、敵意がなく一心に絵を描くことを楽しむ画材眼魔とは友達になれるかもしれないと考えるが・・・。

 平成ライダーではしばしば描かれる、怪人と心を通わせることはできるか、というテーマの話。ここ最近のゴーストは眼魔とわかりあうことができるかというタケルの模索にテーマを置いていただけに、避けては通れない話でしたね。タケルの言う通り、絵を描くことを楽しめるメンタリティを持つ相手であれば、友達になることは不可能ではないように思えます。少なくともグロンギ魔化魍よりははるかに見込みがありそうです。一方、アランの方もタケルやカノン、目にしてきた人間たちの姿を見て、確実に影響を受けつつありますね。そんな彼が敬愛してやまない父、大帝アドニスも登場。これでアランとその父、兄、姉が出てきたわけですが、個性を否定する割には個性豊かですよね、眼魔って・・・。