BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第22話感想

 公園をランニング中に倒れていた自転車を起こした操だったが、直後に自転車が爆発。それも自分のせいだと例のごとく勝手に思いこんで落ち込む操だったが・・・。

 今回も操のめんどくさい性格炸裂の回。確かに自転車が爆発すればショックでしょうけれど、だからといって「俺が触ったから爆弾になった」というキラー・クイーンみたいな発想に結びつく彼の頭は一体どんな構造になっているのやら。そんなめんどくさい操相手にも粘り強く接してやる大和は本当にいい奴。もちろん自転車が爆発したのは操のせいではなく触れたものを爆弾化するデスガリアンのプレイヤーの仕業。しかし操の発想もあながち見当はずれなものではなく、実は触覚が敏感になる能力が覚醒しており、その能力を使って爆弾探しをすることに。これで五感の中で欠けていた触覚が保管されましたが、爆弾化したものを触れただけで探知するって、もはや触覚の域を超えているのでは・・・。操をおだて倒すことによって、ポジティブとネガティブの振れ幅が大きい分調子に乗ったら天井知らずの力を発揮するという操のうまい操縦方法を会得するアムはさすがに抜け目がありません。まぁ彼が脳内ジューマン会議の結果でポジティブモードに切り替わらない限りいくらおだてても無駄なので、結局のところ扱いにくい奴であることには変わりはないのですが・・・。ワイルドトウサイキングの初登場回でもありましたが、トウサイジュウオーの大部分を構成するキューブライノスをベースとして他のキューブアニマルが増加装甲のように合体して完成するというパターンは、同じ動物モチーフロボのダンクーガを彷彿とさせますね。