BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンジード 第5話感想

 ジードの三つ目の姿・アクロスマッシャー初登場の回。

  • 冒頭から捨てられていたサメクジラの子供を保護するAIBの2人。大して強くはないとはいえ、成長すれば巨大怪獣になるやつを犬猫のように捨てるとは迷惑な。それにしても、こんな仕事までやるんですね。人手がいくらっても足りなそうです。
  • 前回ピット星人にリトルスターが入っていたことより、リトルスターがどんな条件で誰かに入るのか、そもそも条件なんてものが存在するのか、すっかりわからないことに。確かなことはリトルスターの持ち主は不思議な力を発揮する=目立つ、ということで、リクのとった行動は、TVを見ること。ネット時代の若者なのに本当にテレビっ子ですよねぇ、この子。レムという超高性能のコンピュータがいるんですから、彼女にネットの情報を総ざらいさせた方が効率的な気がしますけど。しかしリクの思惑は的中し、TVで取り上げられていたヒーリング能力を持つお笑い芸人が怪しいとにらみ、彼を探すことに。実はヒーリング能力の持ち主は彼ではなく、彼が拾って「モコ」と名付けた宇宙生物だった。宇宙人でも地球人でもないものがリトルスターの持ち主として現れ、いよいよ条件がわからなくなってきましたね。
  • ケイが送りこんだものではなさそうですが、モコのリトルスターを狙って地中から出現したアーストロンに対し、ジードに変身して戦いを挑むリク。しかし、決め技を使おうとしたところその背後にガスタンクがあり、迂闊に攻撃できないという状況に。ここでモコの祈りに反応し、その体から分離したウルトラマンコスモスのカプセルがリクのもとに。これと前回入手したヒカリのカプセルを使い、新たな姿、アクロスマッシャーへと変身するジード。そのバトルスタイルは、しなやかな動きで敵の攻撃を受け流すコスモスのスタイルを基本とし、そこにヒカリが得意とする光剣による剣術を組み込んだもの。どちらかというと、ヒカリの技を使えるコスモスと言った方がよいでしょうね。コスモスのフルムーンレクトと同じ効果があるスマッシュムーンヒーリングを受けたアーストロンはおとなしくなり、元いた地底へと帰ることに。
  • TVの世論調査では、ジードの存在を好意的に受け入れる人が半数に。素直に喜ぶリクですがそれも柄の間、ケイが変身した新たなベリアル融合獣サンダーキラーが出現。なんと、エレキングエースキラーの合体怪獣。一応ラスボス怪獣同士の合体だったゼッパンドン、ともにパワータイプの怪獣同士の合体だったスカルゴモラと比べて、脈絡もないしコンビ間の実力差もありすぎるこの組み合わせは何を考えているんでしょうかね。