BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼-GARO- -VANISHING LINE- 第3話感想

 ルークと同じく魔戒法師であるジーナの初登場回。最初からいきなりビルに潜入し、護衛の男たちをなぎ倒し赤外線センサーを突破するところだけ見ると完全にハリウッドのスパイアクション映画で、とても牙狼とは思えない画でしたね。これまでのシリーズで登場した女魔戒法師たちも露出の多い衣装は珍しくはありませんでしたが、ジーナのようにあたかも峰不二子のごとく積極的に女の武器を駆使していくタイプは初めてです。まぁホラーに色仕掛けが通用するとは思えないので、彼女がこういう風に女の武器を使うのは今回のようなホラーだけでなく人間の男も絡んでくるような特殊な事例に限られるのでしょうけれど。そんな彼女に付き合わされるソードの方も、ほとんどルパンのような役回りでした。

 今回のホラーは人間へ情報を提供する見返りにいけにえを要求するという珍しいタイプでしたね。しかもコンピュータに寄生するとは、グレムリンのように比較的最近になって現れるようになったタイプのホラーなのでしょうか。エイジオブウルトロンのウルトロンのように、本体を倒してもネットワークに逃げられるのではないかと危惧しましたが、そこまでの相手ではなかったようですね。