BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマントリガー 第16話感想

 イグニスがトリガーダークに変身、さらにはヒュドラムが持ち込んでいた球体から星を喰らう伝説の魔獣メツオーガが誕生と、アブソリューティアンが去っても一難去ってまた一難どころか二難も三難もある大変な展開に。イグニス本人には特にトリガーと戦う理由はないというのにトリガーダークがトリガーに襲いかかったということは、まだイグニスがトリガーダークを制御しきれていないということなんでしょうね。倒されたトリガーダークの闇の残滓を取り込んでから数週にわたって準備を進めてきたというのに、イグニスめ…。

 

 そして、ウーラー…かと思いきや、全く別の怪獣として登場したメツオーガ。とんでもない食欲で星をも喰らうというところはウーラーと同じですが、本質的には悪意がなかったウーラーと違って、嘲笑うような鳴き声にはどこか悪意を感じさせますね。そして、バトルモードのナースデッセイの必殺技を喰らってようやく止まったかと思ったら、まさかの脱皮によってメツオロチに。ウーラーみたいな見た目からマガオロチみたいな見た目になるとは驚きです。もしかするとマガバッサーとグエバッサー、マガジャッパとマジャッパのように、メツオロチの方が原種でこいつが魔王獣化したのがマガオロチなのかもしれませんが。しかも力を吸収して進化するって、やってることがもう完全生命体イフのそれ。どんだけいろんな怪獣の要素を盛ってるんでしょうか、こいつ。ヒュドラムもこんな厄介な代物をよりにもよって地球に持ち込むとは、なんて迷惑なことをしてくれたんだ。まともな方法では倒せそうにないこのバケモノに対して、隊長はガーゴルゴンキーの使用を決めましたが…。