BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第45カイ! 感想

 オミクジワルドの攻撃によって強制的に運勢を大凶にさせられたマジーヌたち。次々に襲い来る不運に晒されながら、どうにかオミクジワルドを倒そうとするが…。

 

 敵の運勢を強制的に最悪にする怪人というと、ボウケンジャーのターロンがいるわけで、トンチキすぎて過去の怪人に似たような奴がほとんどいないワルドにしては珍しく前例がいたケースですね。あのときにならってボウケンレッド開運フォームでも呼び出すのかと思っていましたが実際はそうならず、さすがはこっちの予測を常に上回ってくる番組です。二代目キレンジャー、初代バトルコサック、初代イエローフォーの三人までネタにしてくるとは…。ジェットマン最終回の再現のときもそうでしたけど、秋葉レンジャーですらネタにしなかったことをどうして公認様がネタにできるんですかね、この番組。しかし、等身大戦ではマジーヌの占いは絶対に外れるというのを信じて不運をお構いなしに力押しでどうにかなったものの、巨大戦はステイシーがまさかの方法で助太刀してくれなかったらマジで危なかったですね。トジテンドにとってもまさに当たりの怪人だったわけですが、こいつを引き当てても勝てなかったということは、もう運も使い果たしてしまったのでは…。

 

 そして、なんと「世界を強制的に握りつぶす」ような方法でオミクジの世界を消滅させたステイシー…というより、ゲゲ。驚く介人たちに「すべての世界を作った神様」と自称しますが、なんですかその八手三郎みたいな存在…。