BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第20話 感想

 ヒロミさん、最期の変身(おそらく)。デッドマンズ本拠地が吹っ飛んで以降は、本当に毎回話が動いているという実感がありますね。フェニックスVSデッドマンズという開始からの物語構造がどんどん崩れていき、今回に至ってはオルテカを倒すために一輝たちがアギレラの手を借りるまでに至った一方、フェニックスはどんどんきな臭い雰囲気を強めていくことに。そんな中で、一番気になるのはやっぱりデモンズドライバー。ヒロミさんに目的を問い詰められたジョージは「最高の仮面ライダーを作り出すこと」と答えていましたけど、こいつの言う「最高」がまっとうなものでないことだけは確かですね。思い返せばジョージはリベラドライバーについて「悪魔がそのまま実体化して動き回る」という理由で失敗作の烙印を押していましたが、その基準から導き出される彼の理想のドライバーというのは、悪魔を完全にドライバーに封じ込めて一体化させたものか、あるいは悪魔そのものがドライバーと化したものなのか…。