マッドレックス・フューリーとして復活したものの、完全にディスレースの命じるままに動く操り人形となり、サンシーターのことも覚えていないマッドレックス。それを嘆き悲しむサンシーターは、マッドレックスに失われた記憶と暴走魂を取り戻してもらおうとあの手この手を尽くすもうまくいかず。最後の手段として、偽の届け屋仕事の依頼で大也を呼び寄せ、ブンレッドと戦わせることを企てるが…。
まさかのサンシーター主役回。視聴者も今の傀儡と化したマッドレックスを見るのは忍びないという人がほとんどでしょうから、これはいかに敵と言えど応援せざるを得ませんね。大也は大也で「今のマッドレックスは自分のハンドルを握れていないようだ」とマッドレックスを気遣う様子を見せてますし、やはり敵とは言え一度死力を尽くして戦った相手があんなことになっているのは嫌なんでしょうね。どこまでヒーローらしいんだか。しかし、首尾よくブンレッドとマッドレックスの戦いをお膳立てすることに成功した後、他のブンブンジャーに邪魔をさせないためにキラーロボでブンブンジャーロボに必死で食い下がり死闘を繰り広げる様は、予想をはるかに超えて敵ながらあっぱれでした。サンシーターは死闘の末にブンブンジャーロボには敗北したものの、かつての決戦で敗北を喫したブンブンジャーロボナイトの姿を見たマッドレックスは苦しみだした末に撤退。そして、何事もなかったかのようにディスレースのところに戻ってきましたが…。