BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ34

 玄蕃の帰還を祝う届け屋本部でのパーティーの席で、大也はBBGに挑むために開発した新たなブンブンカー、チャンピオンキャリアーをお披露目する。テスト走行を兼ねた依頼のため、大也たちはチャンピオンキャリアーに乗って出発するが…。

 

 ブンレッド119の時と同じく、強化フォームの次は新型メカが登場。ブンブンカーを複数搭載して移動できるキャリアカー型のブンブンカー、チャンピオンキャリアー。開発に当たってはトッキュウオーの連結システムが参考にされたとのことで、サファリやマリンの開発と同じくここでも他の戦隊とのコラボをただのイベントに留めず本編の展開にしっかり取り込んでいるのがいいですね。そのテスト走行中、ハシリヤンの襲撃を受けるブンブンジャー。荒野を走る車群の上での戦闘とはまるっきりマッドマックス怒りのデスロードですが、こういうのはマッドレックス様が生きてるうちにやっとくべきだったのでは…。

 

 ハシリヤンの攻撃を切り抜け、とある洞窟にたどり着いたブンブンジャー。そこに今度はディスレースが現れ、実は過去にブンブンはハシリヤンのメンバーだったことがあり、ボスであるワルイド・スピンドーお気に入りの開発者だったという衝撃の事実を暴露する。まぁ衝撃の事実ではあるものの、もはやそのぐらいのことで絆にヒビが入るようなブンブンジャーではないのですが、ただ一人ビュンディーだけは大激怒し、ブンブンを殴って出ていってしまうことに。今まではブンブンがビュンディーに対していろいろ負い目を抱えながらもビュンディーの方はそんなに気にしていなかったのが常でしたが、さすがにハシリヤンの中枢にいたことを黙っていたのは黙ってはいられなかったのでしょうね…。

 

 そしてついにハシリヤンのボス、ワルイド・スピンドーの姿が明らかに。その名前のせいでヴァン・ディーゼルみたいなゴツイ見た目で内田直哉さんか楠大典さんみたいな声をしてる奴を想像していたのですが、貴族みたいな見た目で遊佐浩二さんの声でしゃべるキャラだとは、全く意表を突かれました。マッドレックス様がさんざん株を上げまくったおかげで、あのマッドレックス様が惚れこんで傘下に下ったという事実がものすごく高いハードルとなってしまっているのですが、果たしてそれもうなずけるほどの器の大きさを見せてくれるのでしょうか。