BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ36

 ブンブンジャーとしての活躍も、バイトでの働きもノリに乗っている未来。そんな彼女を、学生時代からの友人である秋は密かに羨ましいと思っていた。そんな時、秋は未来からブンブンチェンジャーを預かるが…。

 

 フリント役でおなじみの森日菜美さんを未来の友人役に迎えての未来主役回。大舞台に立つことを夢見つつもなかなかそれを叶えられない劇団員というフリントとは全く異なる役回りでしたが、回想の舞台のシーンで踊ってたのがヨホホイダンスだったのはご愛敬。「自分のハンドルは自分で握れ」がブンブンジャーのモットーですが、ある意味それを最も体現しているのが志布戸未来という女。第1話でブンブンジャーになって以降は自分のハンドルを手放さないどころか、自分が主役の回ではブレーキの壊れたダンプカーの如く他のメンバーそっちのけであらゆる障害を粉砕するというのが彼女の常でしたが、今回は自分のハンドルを見失った友人が自分のハンドルを取り戻すための手助けをするという、ちょっとこれまでとは違った主役回。「今はちょっと回り道をするだけ」という言い回しは、いかにも彼女らしかったですね。まぁ話としてはしっとりとした味わいのある話でしたけど、バトルでは2体の苦魔獣に対して自分も2人に分身してぶっ飛ばすという、相変わらずの無法ぶりでしたが…。

 

 一方、宇宙の彼方ではいよいよワルイド・スピンドーが地球に向けて進行開始…ですが、拠点である監獄惑星にタイヤが生えて直接動き出すとは。それはもうブンブンジャーと言うよりカーレンジャーの世界観なんですが…。