エネルギー管理局に市民から寄せられたメサイアカードの目撃情報の中に気になるものが。通報元の空手道場に向かうゴーバスターズだったが、そこでは赤いグローブをはめた一人の少年が大人たちを次々と倒していた・・・。
管理局はカードの目撃情報を一般に募集していたのですね。こういうのはほとんどがガセになりそうですけれど、カードの詳しい特徴(カードに描かれた線の数)を非公開にしていたことで、そこまで詳しく書かれていた情報を有望と見て実際に向かうというのは、この作品らしいリアリティがありましたね。
メサイアのデータが乗り移ったグローブをつけてしまった少年を演じたのは、極真空手青少年大会で世界三連覇というスーパー空手少年、橋本仰未君。東映の公式サイトによると、今回の話は彼を見染めた金田治監督がぜひ使いたいと猛プッシュしたことで誕生したようですが、それも当然と思えてしまう11歳とは思えない素晴らしいアクションの連続に魅せられました。実際の空手と見栄えのするアクションは違うといいますが、これだけ見栄えのするアクションができるとは、今から将来が楽しみです。彼のアクションがすごすぎたおかげで、後から出てきたメタロイドがものすごく弱く見えてしまいましたが。