BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンオーブ 第6話感想

 中に入ったら二度と出られなくなるという噂の「入らずの森」。そこで空飛ぶ円盤が目撃されたという情報を入手したSSPは渋川と共に調査に赴くが・・・。

 前回のゼットン星人に続き宇宙からの新たな侵略者、「惑星侵略連合」が登場。ご大層な名前の割には主なメンバーはメフィラス、ナックル、メトロン三星人だけというのがちょっと寂しいですが。「自分の欲望のためには自分の星を売り渡すような者ばかり」「喫煙率が下がる一方なので煙草に毒を仕込む作戦は中止」と、それぞれ過去の侵略を踏まえた発言をしているのが芸コマ。惑星侵略連合と名乗るからには、先週のゼットン星人の発言に反して、まだ地球を侵略しようとする気のある奴はいるようですが。そこへやってきて協力を申し出るジャグラージャグラーとナックル星人がやっていたポーカーみたいなゲーム、私もやってみたいです。

 今回の怪獣、もとい超獣はアリブンタ。Aで初登場し、ギロン人とタッグを組んでエース・ゾフィーコンビと戦った怪獣であり、その後40年以上を経てウルトラファイトビクトリーで謎の再登場を遂げたわけですが、本当に円谷プロの復活怪獣セレクトの基準はよくわかりません。「怪獣じゃない、超獣だ」と一般人にはどうでもいいこだわりを見せるジャグラーに笑いました。口からの蟻酸や両手からの火炎放射でそこそこオーブを苦しめたアリブンタでしたが、ハリケーンスラッシュによって細切れにされ敗北。ハリケーンスラッシュのアクションをまねる姿が妙に可愛かったです。

 戦闘後、ベリアルのカードをメフィラス星人が持っていることが判明。ジャグラーの狙いはこれなんでしょうね。ジャグラーが元は光の勢力に与していたらしい、というメトロンの発言も興味深い。それにしても、古墳の主らしい女性の幽霊は、あまり本筋とは関係ありませんでしたね。彼女のことを残留思念とか平気で言っちゃう割には、質量保存の法則から言ってガイがオーブであることはありえないとか、19世紀の写真に写っている人物がガイであることはありえないとか、ガイがただの人間ではないことに関しては頭から否定してかかるシンには、お前にとって科学とは何なんだと一度聞いてみたいところです。