BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーウィザード

 前回輪島さんを連れて行き、指輪作りを強制した国安0課の木崎。かつての上司の息子でありゲートである少年・直己に父の死の真相を一切語らないことで、彼と晴人は不信感を募らせていましたが・・・。

 相変わらず指輪作りを強制される輪島さんですが、どうもいまいちのらない模様。まぁ芸術的仕事ですから、そういうのは当然でしょうけれど。そんな彼から指輪を使ってもその力を使えるのは魔法使いだけ、と聞かされ「・・・え?」となる木崎。いや、知らないで作らせていたんですか・・・?

 一方、直己を確保した国安0課をマークしていた晴人と凜子は、木崎達が彼を車に乗せてどこかへ連れて行くのを目撃し、晴人がそれを追跡。実はこれは囮で、誘われてやってきたファントムを倒す木崎の作戦でしたが、現れたグールたちに彼らの武器は通じず、しかもこの囮作戦自体がばれていて、本物の直己がガーゴイルの襲撃を受ける絶体絶命のピンチに。毎度ながらメデューサの洞察力の高さには恐ろしいものがありますね。逆に言えば彼女がいなければ不死身しか取り柄のない単純なフェニックスしかいないわけですから戦いやすそうですけれど。

 晴人に窮地を救われ、直己の父の死の真相を語る木崎。連続する謎の失踪事件を追っていた彼と直己の父は、メデューサたちがガーゴイルにターゲットとして直己を指示する現場を目撃。直己の父は後のことを木崎に託してガーゴイルを止めるために挑み、その手にかかって死んだ・・・というのが事の真相でした。父親としては正しい行動ですけれど、後を託された木崎達にとっては大変なことですよね。それを守ろうと必死に行動していたわけですから、やはりいい人じゃないですか。一方、その真相をガーゴイルから聞かされ、父の死の原因は自分だと思い込み、絶望しかける直己。そこへ晴人が到着し、ガーゴイルは案外あっさりと倒され、アンダーワールドに向かったウィザードによって暴走した魔力も鎮圧されました。

 事件解決後、木崎が持っていた緑の魔法石は晴人に託されることに。イクサ的なものが作られるフラグかと思っていましたが、そんなことはなかったですね・・・。