BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーウィザード

 晴人が保護した青年・悟志はゲートではなくファントムだった。ゲートだったのは、彼が監督した自主映画への出演で女優を目指した千鶴の方だった。悟志がゲートであることを千鶴に知られたら、それだけで彼女は絶望しかねない。悩んだ末に晴人がとった決断は・・・。

 とりあえず、千鶴のあまりの察しの悪さにつっこまざるを得ません。ファントムの存在については既に襲われるぐらい知ってるんですから、さっきまで目の前にいた相手がいなくなって代わりに化け物が立っていたら、それはそいつが変身したんだと思うでしょう普通。直前に「お前を絶望させてやる」みたいなこと言ってたし、晴人が抱きついてきたタイミングも不自然だし。まぁ、このぐらい察しの悪い人だからこそ、「バーニィ、嘘が下手だな・・・」と言わざるを得ない晴人の下手な嘘に素直に騙されてくれたのですが。あるいは、ラストシーンの彼女は実はすべて悟っていて、晴人の下手な嘘に付き合ってくれたのか。そのぐらいでないと、とても女優は務まらないよなぁ・・・。

 悩む晴人に「悩めば悩むほど彼女を苦しめるだけだぞ」と一言助言する輪島さんが今回はよかったですね。ライダーが悩んでいる時に、その背中を押してやる。これがおやっさんというものです。その輪島さんの手によって作られた指輪によって変身が可能となった新たな姿、ウォータードラゴン。敵を凍らせて尻尾で粉砕って、ほとんどプトティラですが・・・。

 一方、その指輪のもととなった青い魔法石。それを生み出したワイズマンはベッドへと戻ってきて意思がないことに気づき、「やるじゃないか」と一言。これがどういう意味かは分かりませんが、ちょっと風呂に入っている間に食べようと思っていたアイスを家族に食べられたとか、そんな感じなんでしょうか(たぶん違う)。