BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーウィザード

 ゴーバスターズがちゃんと新年のあいさつから始まったのに対し、ウィザードは新年早々食べすぎで苦しがっている瞬平からスタート。この助手は今年こそいいところを見せられるんだろうか・・・。

 今回は完全に新ライダー・ビーストのお披露目回でしたね。変身する仁藤攻介は、マヨラー、人の話を聞かない、そして異常にポジティブと、ひと癖もふた癖もありそうな男。常に持ち歩いているマヨネーズのラベルの文字は、亜樹子のスリッパみたいにいろいろパターンがあるようで。様々な動物の能力を使い分けるビーストは、簡易版オーズという感じですね。倒したファントムやグールの魔力を吸収する、それがないと生きていけないというのは、ミラーモンスターを倒してその命を契約モンスターに食わせないと自分が契約モンスターに食われてしまう龍騎のライダーたちを思わせます。ワイズマンが「古の魔法使い」と呼んでいたところを見ると、どうやら同じ魔法使いでもウィザードよりも古いタイプの魔法使いのようですが・・・。

 ファントムを倒して食わなければ生きられないというより切迫した事情を抱えている以上、ファントム退治はビーストにまかせておけば安泰・・・というのが理屈ですが、だからといって主人公が楽をしていたら物語になりません。次回はさっそくそのあたりでひと波乱ありそうですが・・・。