BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の烈車戦隊トッキュウジャー 第35話感想

 唐突に始まったゼットらシャドーラインの全力を挙げたターミナル襲撃作戦によってあっという間に占拠されてしまったターミナル。ライトたち5人が直接突入を図る一方で、明は総裁の発案による突破に必要なドリルレッシャーを取り返すべく、単身シュバルツの下へ向かう。元々シャドーの烈車であるドリルライナーが必要な頭数に入っていることについて聞かれて「私はドリルが好きだ!」の一言で済ませてしまう総裁。確かに、ドリルには理屈ではない魅力がありますからね。

 シュバルツとの交戦では勝負がつかず、ライトたちを助けるために、シュバルツに頭を下げてドリルライナーを返してもらった明。ピンチに陥っていたライトたちと合流し、ターミナルも含めた全烈車が合体することで最強の烈車ロボ・トッキュウレインボーが誕生。あまりにでかいので久しぶりにマックスマグマみたいに手足の動かないロボかと思いましたが、ちゃんと動いて戦うのが最近の戦隊ロボの凄いところ。おかげでせっかくの合体クライナーロボもまるで形無し。その活躍によってターミナルは無事奪還できたものの、ゼットの中のグリッタの存在が全員に明らかになったことによって、その処遇を巡って異なる思惑を持つ者たちによる波乱がこの先に待ち受けていそうな予感。そして、明がドリルレッシャーを返してもらう代わりにシュバルツから受けた条件とは・・・。